自然の力を活用することで心地よさを創出する「パッシブ設計」の考えに基づき建設された。具体的には、庇(ひさし)の設置や高木の植樹などにより、日光や風を季節に応じて上手く取り込む仕組み。また構造体には国産杉の無垢(むく)材を使用、接着剤を極力使わずリサイクルにも配慮した。省エネ・素材・外環境・住空間・街並みの5つの視点から工夫を凝らした設計となっている。